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2008-04-142008.4.12 Tiesto EOL Tour @ ageHa

入場では10時頃から異常なほど長蛇の列(しかも前売り組)が出来たり、かなり強い雨が降ったりと大変なコンディションでしたが、Tiestoに行ってきました。 今回は現在も行われているアルバムElements Of Lifeのツアーの一環で日本には2年ぶりの来日。期待も高まるというものです。Tiestoは1時半からの予定でしたが、トラブルがあったのか20分ほど遅れての登場。自分は入りが遅かったので1時30分位に入れましたが、その時はTiestoがステージにおらず、終盤のYodaさんがTranceでフロアをがっつりロックしていました。


1時50分頃に一度音が止まり、今回のEOLツアー用に作った壮大なオープニングが流れる共に舞台が暗転。本日の主役が登場です。EOLの代表曲の一つである"Ten Seconds Before Sunrise"のイントロから大歓声に迎えられたTiestoは2年前に見た時と変わらないスーパースターの雰囲気を漂わせていました。オープニングだけでこれほど魅せられるTrance DJは現時点でTiestoかPvDくらいのものでしょう。2曲目はISOS 6にも収録されていたImogen Heapのヒット曲"Hide & Seek"のTiesto Remix。TiestoのDJを聴くたびにいつも思っていて今回も改めて思ったこと。それはTiestoはMixが鬼のようにうまいということ。これは単にずれているとかではなく、キーや音域の被りがほとんどなくて繋いでいて音がスムーズに混ざっているということです。あんな奇麗なMixが出来るDJが一体何人いるというのか?ageHaの音はあまり良いとは言えない状況だったけど、それを差し置いても演出面の一部や展開、内容は素晴らしかったです。昨年日本へ来てもらったレーベルメイトのMr Samは"音楽で綴る物語"をCDで表現しようとしていたけど、パーティーでそれを最も体現しているのがおそらくTiestoだと思います。現時点では他の追従を許さない荘厳な音と緊張感は映画か大河ドラマを見ているような気分になります。


Tiestoのプレイですが、序盤から6AM(Kyau vs. Albert Remix)やLonelyなど近年のTiestoアンセムを交えつつ、スタートから一時間を前に"In the Dark", "Dance 4 Life", "Traffic"とヒット曲を立て続けに連発し、フロアのボルテージは早くも最高潮に。"Dance 4 Life"はStop Aidsキャンペーンの一環として作った曲ということもあり、世界中の子供や大人が踊っている映像と同期させた演出が印象的でした。一連の流れからピークを迎えた後は"Carl B - Just A Thought", "Soliquid - Music Is For Rich People (Mat Zo Remix)"などミドルテンポのメロディックなTranceを中心とした展開にシフト。中でも"Driving To Heaven (Mat Zo Remix)"のブレイクはフロアの全てを天国へ導かんばかりの大熱狂を味あわせてくれました。個人的にはこの辺の音が一番気持ちよかったです。"Bright Morningstar"をアウトロから"Elements of Life"のイントロが入ってくる超絶Mixを見せた後はややMassiveなサウンドへと移行。M.I.K.E.やJoopっぽい疾走したリフが特徴的なトラック(タイトル不明)やPaul Webstar、Ottavianiらの曲を軸に4時を過ぎた辺りからはキラキラした音色のEuro Tranceでフロアを沸かしていましたが、Tiestoの真骨頂がこの辺のサウンドだという人も少なくないはず。終盤を迎えたこの時間帯には"Nyana (T4L Remix)"や"He's A Pirate (Tiesto Album Mix)"など自身の曲でもややアッパーなものが増えてきました。最後は昨年末にリリースされTiesto自身もヘビープレイ中の"Alex Kunnari - Lifter"から"love Comes Again", "Fright 643"と2大アンセムを続けてプレイし、In search of Sunrise 6のラストを飾っている"Jedidja - Dancing Water ~ D’Alt Vila - Breathing"としめて3時間20分ほどのプレイは大興奮のまま終わりました。


[Tracklist]

01 Tiesto - Ten Seconds Before Sunrise

02 Imogen Heap - Hide & Seek (Tiesto's In Search Of Sunrise Remix)

03 Cressida - 6AM (Kyau & Albert Remix)

04 16 Bit Lolitas - Lifted

05 Reeves feat. Alanah - Lonely

06 Cary Brothers - Ride (Tiesto Extended Mix)

07 Tiesto - Carpe Noctum

08 Tiesto feat. Christian Burns - In The Dark (Dirty South Remix)

09 Tiesto feat. Maxi Jazz - Dance4Life (Berlin Edit)

10 Tiesto - Traffic

11 ID

12 Topher Jones - Club 37

13 Arctic Quest - Meltdown (Tech Mix)

14 Carl B - Just A Thought

15 ID

16 Soliquid - Music Is For Rich People (Mat Zo Remix)

17 Tiesto - Driving To Heaven (Mat Zo Remix)

18 Kimito Lopez Presents Amazing Maze - Melkweg

19 Tiesto - Bright Morningstar

20 Tiesto - Elements Of Life

21 ID

22 Lamai - Troubled Soul (Paul Webstar Dub)

23 Andre Visior & Kay Stone - Something For Your Mind (Giuseppe Ottaviani Remix)

24 Existone - Wounded Soul

25 Andy Blueman - Nyctalopia (Onova Remix)

26 Tiesto - Nyana (T4L Remix)

27 DJ Eremit - Tanz Der Seele (YOMC Club Mix)

28 Steve Forte Rio - A New Dawn (Extended Mix)

29 Klaus Badelt - He's A Pirate (Tiesto Album Mix)

30 Gareth Emery - More Than Anything (Stoneface & Terminal Mix)

31 W&W - Dome

32 Paul Webster Presents JPW - Engaged (Alex Kunnari Remix)

33 Alex Kunnari - Lifter

34 Tiesto Feat. BT - Love Comes Again

35 DJ Tiesto - Flight 643

36 Jedidja - Dancing Water

37 D’Alt Vila - Breathing


ここ数年のTrance Partyでは間違いなくベストの一つでべた褒めする最高のDJだったけど、もしも最高の状態のTiestoならばもっと高みへ連れて行ってくれたたかもしれない、もっとすごいものが見せてくれたかもしれないとも思いました。あれだけのDJをした後にそう思わせるところがまた凄いのですが、全編じゃないせよある部分で「何が飛び出すか解らないけど今この瞬間にかかっている音がこれ以外考えられない!」というような絶対的な必然のようなものは以前よりもあまり感じなかった気がします


敢えて今のTiestoの弱点を一つあげるとしたらそれは代表曲が多すぎることです。今回のツアーのテーマにもなっているEOLの収録曲は勿論、Traffic、Love Comes Again、AdagioやJust Be、Lethal Industry、Urban Train、Flight 643などやろうと思えば全部自分の曲でセットを組める位のトラックが揃っています。もちろんコンサートじゃないからすべての曲をプレイする必要はないけど、ファンとしてはきっとあの曲はかけてくれるだろうと期待をしてしまう。Tiestoもサービス精神旺盛なのかそれに応えてくれます。だから今のTiestoは最高の一曲を聴かせ、最高の瞬間を作る事が出来ても、全体で最高の流れを作ろうと思ったら当時よりも難しいのかもしれません。 自身のヒット曲が増えることである程度コマーシャルな流れが出来あがること自体、自分は悪いことだとは思いません。ただ、間違いなく今よりもいいDJをしていたTiestoと比べるならば、それを基準にハードルを上げすぎてしまったのはあるのかもしれません。


もちろん、最高なところも多かったのでDJ自体はかなり楽しめました。他に対抗馬が出てこなければ今年最高のパーティーかもしれない。次の来日が待ち遠しくもあります。それとこれはとても贅沢で難しいことかもしれないけど、自分の曲を全く使わないガチなTiestoのDJセットも一度聴いてみたいものです。


※トラックリストは日本が誇る屈指のTiestoフリークであるO-ZI & Taomoが一晩でやってくれました。Thanks!

muzikymuziky2008/04/15 18:52ティエストの卓越したミックス技術には正直ドキモ抜かれますね。まさに職人の域!です。けど一回ミスってました。"Ride"(Tiesto mix)の時。
猿も木から落ちる。けどそんなの関係ない!

NECONECO2008/04/16 02:59musikyさん、コメントありがとうございます。確かにMixを失敗しているところもありましたが全然関係ない!って感じでしたね。自分もそうですが、
DJブースに立っている時は些細な失敗やコンディションでたまらなくナーバスになったり、驚くほどプレッシャーを感じることがあります。それが数千、数万を前にすると半端じゃないことでしょうね。(もちろん歓声や喜びも同じ位ですが)それをはねのけてあの会場でモチベーションを維持できるのは本当に尊敬します。

TaomoTaomo2008/04/18 18:46#04ですが当初書いたSerge Devantは誤りで16 Bit Lolitas - Liftedが正解でした。すみませんでした

NECONECO2008/04/18 22:26Taomoさん、直しておきました。ありがとうございます。それにしても最高のパーティーでしたね。